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夫婦円満・家内安全 やまちゃん通信 vol.3

2013-09-02

「若冲が来てくれました プライスコレクション 江戸絵画の
美と生命」展を福島県立美術館で観てきました。江戸時代中期に
京で活躍した絵師の「伊藤若冲」(1716~1800)を主体にした
江戸絵画展です。
 日本画コレクターとして著名なジョー・プライス氏(米国83歳)
が所蔵の絵画600点の打ち100点(内若冲17点)が無償で提供され開催が実現したものです。
 今回の絵画展は、プライス夫妻が東北大震災を受けた被災地を励ましたいとの思いから、
仙台、岩手、福島と東北3県で「日本大震災復興支援特別展」として開催され
(福島展の9月23日で終了)、これが最後の里帰り展と言われております。
 私が絵画展へ行くきっかけを作ってくれた、NHKのクローズアップ現代にも紹介され、
プライス夫妻(悦子夫人は日本人)が出演されておられました。
プライスさんが23歳の時に、ニューヨークの古美術商から初めて買い求めたのが、若冲の
「葡萄図」だったそうです。それまで美術には興味の無かったプライスさんだったそうですが、
「葡萄図」から日本画の素晴らしさに惹かれて収集を始められたそうです。そして、「若冲」
を現代に蘇らせてくれたのがアメリカ人のプライスさんでした。

 
                   「葡萄図」部分

「若冲」は、自分の絵ついて「千載具眼の徒を待つ」・・・理解者は、長い時を経て現れる。
と言っていたそうですが、クローズアップ現代の司会者(国谷さん)は、理解者とはプライス
さんの事ではないかと言われた時の、プライスさんの嬉しそうな笑顔が大変素敵でした。
 プライスさんは、作者の名前を見て収集するのではなく、絵そのものを見て気に入った
ものを求めた結果が、若冲で有り素晴らしい画家の描いたものを収集することが出来たと
仰っておられます。
 平成25年8月30日(金)、新潟から福島県立美術館へ片道約2時間30分、妻を誘って行って
来ました。感動でした!!
 また、若冲だけではなく有名な画家の絵が手に取れる近さで鑑賞出来たことにも大変に
感動でした。

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