木造建築科のメンバーと建築めぐりへ
2014-04-14
山本建匠の山本孝です。
「木造建築科」は無事卒業できたものの、残念ながら今年度は定員割れのため
職業訓練校の「建築設計科」には通うことができませんでした。
残念ではありますが、できなかったものは仕方がないので、気持ちを切り替え
また来年申し込みたいと思います。
そんな中ですが、昨日卒業した木造建築科のメンバーと教えてくださっていた
先生とで近場の建築物めぐりへ行ってきました。
そもそもは僕の「友達が少ないので暇なときに遊んでほしい」といった
寂しさあふれる発言から、「じゃあみんなで木造建築科らしくいろんな建物を
見に行こうか」ということになり、今回のイベントが決まりました。
朝は豊栄パーキングで集合し、先生の車で移動、また豊栄パーキングに戻って解散の
流れで今回行ってきたのは、旧豊浦町の「市島邸」、関川村の「渡辺邸」から
新発田に戻り「市島酒造」の3ヶ所。
近場ではありますが、こういった昔からの建物を見学したことが今までで
一度も無く、一人だけずっとテンションが高いままあっという間に時間が過ぎ、この
3ヶ所だけでほぼ一日がかりでした。
もうすでに門からして「住宅なの?」と疑問を感じさせるほどの造り。
約、敷地8000坪、建坪600坪と門の中も想像できないほどの広さ。先にも書いた通り
一人だけおかしなテンションのまま見ては写真を撮りを繰り返し、結局ほぼ2時間
という長い間市島邸に留まることに。
どこぞの旅館かと思うほどの長い廊下。
住み込みで働いていた方もいたのだろうが、さすが建坪600坪は伊達じゃない!!
廊下や部屋から外を見ると見渡す限りの庭、そしてさらに遠くに見える建物。
個人住宅の枠を完全に超えた広さを感じます。
玄関から入る最初の部屋にはなんだか怪しい敷物が・・・と思っていたのですが、
後から聞くと柿渋を塗った敷物で、防水などの意味合いがあるとの事。
玄関ホールにあたる部屋なんでしょうが、ここだけで生活できそうな広さでした。
柿渋敷きの部屋のすぐ隣にある応接室?のような部屋。
ちょっと見えないですが、中央のテーブルが火鉢になっていて暖が取れるように
なってます。
かなりの高級品だったんじゃないかと思われるものが所せましと並んだ部屋で、
ここにあるものだけで家が建つんじゃないかと・・・勝手な想像ですが。
素人発言で申し訳ないですが、広さと貴重であろう品々に圧倒された2時間でした。
後々整理して半分以下にはなったものの、ここだけで200枚以上の写真を
撮っていました。
すぐ手前のパーキングで昼食をとった後、次に見に行ったのが関川の「渡辺邸」。
大掛かりな改修工事を行っており、見学できる部分も限られ、写真もあまり
撮れなかったのですが、こちらも驚くほどの豪邸。
とりあえず一番目についたのが「木羽葺石置屋根」という名前の通り石を置いた屋根。
この石が一度も落ちたことが無い事から「合格祈願の石」にもなっています。
夕方に帰ってきて最後の一枚。
今回教えてもらうまで豊栄パーキングが「道の駅」発祥だとは知りませんでした。
これからも半年ごとにどこかに行こうと決めて解散。建築物めぐりが初めて
だったので勉強になったのももちろんなんですが、それ以上に楽しい一日でした。
どんな細かいことでもご相談ください。リフォーム・新築の山本建匠。
http://niigata-yamasyo.net/
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