こんにちは

2012-11-20

山本建匠の山本孝です。

すっかり忘れてましたが、先週の土曜日は、朝から一日実技で学校に行ってました。
来年予定の3級技能検定試験の課題の練習をしているのですが、今回は
前に材料に引いた墨を一度消して、墨付けから再度行いました。
実技試験の試験時間は3時間ほどらしいのですが、同じ墨を引く垂木を1本だけに
しても、一通り墨を引くだけで3時間以上かかってしまいました。
「本番までには余裕で終わるようになる」と先生も言ってくれているので、
慣れなのだとは思いますが、墨付けだけでタイムオーバーしているような現段階では、
なかなかその言葉だけで安心はできません。

もちろんきれいにできるなら、きれいな方がいいわけなのですが、あまり進歩のない
墨付け技術に残念と言わざるを得ない状況です。
墨壺でセンターの墨を引くのがどうしてもきれいにできず、引いたものの結局どこが
センターなのかも分からない墨もあったり・・・

垂木の勾配から落とす墨を差し金で出すときも、どの向きで差し金を当てればいいのか
よく分からなくなって、タイムロス・・・
この後ほぞ穴を掘って一日終了。約6時間頑張ってもまったく完成までは至らず。
自分の頑張り次第とは言え、今後の上達に期待せずにはいられません。

 

どんな細かいことでもご相談ください。リフォーム・新築の山本建匠。
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